捕手(キャッチャー)
野球の捕手(キャッチャー)の概要について掲載しています。
捕手(キャッチャー)の概要
捕手(キャッチャー)以外の野手は打者が打つまではフェアグラウンド上に守備位置を取ることと定められているが、捕手は野手の中で唯一ファウルグラウンドに守備位置が定められており、投手や野手とは逆の方向を向いて守備する。投手が投球動作を始め、その手からボールが放たれるまで、捕手はファウルグラウンドに設けられたキャッチャーボックスに位置している必要がある。
投手が投げるボールを受けるだけではなく、盗塁の阻止や走者の牽制などで素早い送球が必要とされるため、肩の強さや高い送球技術が必要である。また、投球をはじいたり、ファウルチップや投手の暴投から身を守るため、さまざまな防具を身に付けている。選手の中では最も故障する可能性が高いため、かつては体格の良い選手が多かったが、近年はそれ程体格を重要視していない。
このように捕手は他の野手と違う特殊な技術が要求されるため、ただ打撃がいいだけでは正捕手の座は奪えない。そのため、打撃を生かすために捕手から内野手・外野手へのコンバートがよく見られる。捕手経験者は肩がある程度強いが守備範囲は広くないため、三塁手や左翼手へのコンバートが多い。大成した例としては小笠原道大、和田一浩、飯田哲也らがいる(以上は、あくまで傾向であり、チームにより『打てない捕手では足手まといだ』という方針から、多少の守備力を犠牲にしてでも打撃に優れた者を起用するところも少なくない)。
通常は右投げの選手が起用される。左投げでは、競技人口に右打者が多い現状から三塁への送球に支障がでること、本塁へ帰ってくる走者との交錯時に利き腕である左腕側から走者が突入してくるため危険、などの理由から左投げの捕手は非常に希である。左投げ用のキャッチャーミットに既製品が無く特注になることから、小中学校の段階で左投げ捕手の道はほぼ断たれる。ちなみに、ベーブ・ルースは肩の強さを買われ、左投げの捕手として野球を始めた。
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